Wii
Wii (ウィー) は、任天堂から日本で2006年12月2日に発売予定の据え置き型家庭用ゲーム機である。北米では2006年11月19日、欧州では2006年12月8日の発売を予定している。
Wiiの概要
これまでにないコントローラ、過去のプラットホームのソフトのダウンロード販売、スタンバイモードでのインターネット接続などが特徴とされる。
9月14日のWiiの体験説明会「Wii Preview」で、発売日などの詳細な情報が公開された。
9月8日の14時からWiiの開発に関わった人へのインタビューが任天堂ホームページに連載中である。
名称
英語の「we」を「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、独特の形状のコントローラと、人々が集まる様を表現しているという。
開発コードネームは「レボリューション(Revolution)」。
Wiiリモコンの画像によると、それに本体関連製品等の型番の頭には「RVL」が付く様子である。
ハードウェア
Wiiの本体
Wiiの筐体は、任天堂の据え置き型ハードの中では一番小さく、DVDトールケースを重ねた程度の大きさである。
縦置きと横置きの両方に対応しており、縦置き用のスタンドは同梱される予定。
CPUとGPUは共同開発、メインメモリは1T-SRAMを採用する。
性能等は現在不明。 供給メディアは12cm光ディスク(単層/二層)と、ゲームキューブ用8cm光ディスクである。データの保存領域として、512MBのフラッシュメモリが内蔵されている。
セーブデータはネットワークサービス「Wii Connect 24」で受信したデータ、バーチャルコンソール用ソフトの保存などに利用される。SDメモリーカードで拡張することができる。
Wiiの互換性
ゲームキューブについては並びにコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器をそのまま利用することができる。
ソフトを遊ぶ際は従来のコントローラーか、別売のクラシックコントローラー(後述)を用いなければならず、Wiiリモコンとヌンチャク(後述)は使用できない。利用できないので、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのソフトはプレイできない。ニンテンドーDSとの通信が可能で、発売前のDSソフトの体験版などがダウンロード可能である。
ゲームキューブ以前のハードについては、ソフトを「バーチャルコンソール」というシステムを介して新規にダウンロード購入し、プレイすることができる。
「バーチャルコンソール」を参照。
Wiiのバーチャルコンソール
バーチャルコンソールとは、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、メガドライブ、PCエンジン、MSXの一部のゲームソフトを、インターネットからダウンロード購入してWii上でプレイすることができるシステムである。
ソフトは内蔵フラッシュメモリかSDメモリーカードに保存する。 ダウンロードは有料だが、一部ソフトは景品などとして提供される見込み。 操作はクラシックコントローラなどを使用する。
メガドライブ、PCエンジンについては、セガならびにハドソンとの提携により実現した。
Wii考案前に64DDでバーチャルコンソールと良く似たサービスを提供する予定だったが実現しなかった経緯がある(詳しくはランドネット#その他参照)。
課金方法はクレジットカードとプリペイドカード(1000円・3000円・5000円の3種類)を採用している。
バーチャルコンソールと同じ課金・配信システムを応用して、新作も配信される見込みである。
パッケージソフトでは実現できない、純粋な面白さを追求した小粒な作品を、安価で提供する構想が発表されている。
Wiiのコントローラ
Wiiリモコン(図) ヌンチャクスタイル
クラシックスタイルWiiの最大の特徴は、ゲーム機には見られない奇抜なコントローラである。
従来のように両手で包むように持つ横長のコントローラとは異なり、片手で持てる縦長のデザインとなった。 従来のコントローラでは初心者が恐れをなしてゲームに触れる前から敬遠してしまう、という主張に基づくものである。動きを検知することにより初心者でも容易に操作できる、としている。 単体での使用の他、拡張コネクタに接続する物によっていくつかのスタイルに分類される。
Wiiリモコン
標準コントローラは、縦に長く、テレビリモコンのような形をしており「Wiiリモコン」という。
標準で本体と無線接続される。 Wiiリモコンでは、これまでには直感的なゲームプレイを実現している。具体的には、
Wiiリモコンをテニスのラケットや刀に見立ててスイングする 指揮棒に見立てて強弱をつけながら上下左右に振る 横に持ち自動車のハンドルに見立てて左右に回転させる 拳銃や弓矢に見立てて画面の一点を狙う など、さまざまな物に見立てて、コントローラを実際に動かすことでゲームをプレイできる。
従来のような複雑なボタン操作をゲームが楽しむことができるのである。この操作方法を実現しているのは、Wiiリモコンに実装された光学式センサー(赤外線)、および傾きや変化を検出する加速度センサーである。詳細は「仕様」を参照。
基本的には片手で持って操作するが、Wiiリモコンを横に持ち、十字キーや1、2ボタンを両手で操作する従来のコントローラのような使い方もできる。
Wiiリモコンには振動機能に加え、スピーカーが実装されている。スポーツゲームから剣や銃での戦闘まで、一味違う臨場感が演出される。Wiiリモコンには保存領域が内装され、似顔絵チャンネルで作成された「Mii(ミー)」を保存可能。 (「Mii」については下記「WiiChannel」の「似顔絵チャンネル」を参照) 海外のゲーム雑誌に掲載されたWiiリモコンの写真にZボタンににたボタンが見て取れたが、Wii Previewでは確認できなかったため、プロトタイプか思われる。
Wiiのヌンチャク
本体セットにはもうひとつ、「ヌンチャク」という拡張コントローラが同梱される予定である。
Wiiリモコンの拡張ユニット接続用端子に有線接続する。 ヌンチャクにはコントロールスティックとボタンに加えて加速度センサーも実装されており、Wiiリモコンと組み合わせることによって、より複雑なゲームプレイにも対応できる。FPSゲームでは、「敵の攻撃を避けつつ動いている敵に銃の照準を合わせる」「両手に持った2本の剣を別々に振る」などの一連の操作を、従来より直感的かつリアルな感覚で楽しめる。Wiiのコントローラでは「操作が直感的で、誰もが同じスタートラインでゲームを楽しめること」と、「従来のゲームもまったく新しい感覚で操作できること」が実現する。
ジャンルのゲームが登場することも期待されている。
Wiiのクラシックコントローラ
Wiiリモコン、ヌンチャクとは別に、従来のコントローラの形をした「クラシックコントローラ」も発売される。
Wiiリモコンの拡張ユニット接続用端子に有線接続する。 このコントローラは、スーパーファミコンのコントローラと酷似しているが、ボタンの数はおり、アナログスティック2基も搭載されている。ソフトをプレイするときなどに用いる。
Wiiの通信機能
Wii本体には、標準で無線LAN機能が実装され、インターネットに無線接続できる。
別売「USB-Ether変換コネクタ」を用いれば有線LANでのネット接続も可能である。サービスは、ニンテンドーDSにも搭載された「ニンテンドーWi-Fiコネクション」と、新サービス「WiiConnect24」である。
ニンテンドーWi-Fiコネクション
任天堂が運営するネットワークサービスで、日本国内は人とWi-Fiを通じて対戦やボイスチャットが出来る。
対応している無線LAN自動設定技術「AOSS」(バッファロー)、「らくらく無線スタート」(NECアクセステクニカ)に対応するのではないかと見られる。
詳細はニンテンドーWi-Fiコネクションを参照。
WiiConnect24
WiiConnect24とは、Wii本体の低騒音・低消費電力のスタンバイモードと、Wii向けの新ネットワークサービスの総称である。
Wiiをスタンバイモードに設定すると、消費電力は5W程度に抑えられて空冷ファンも回転しないが、インターネットへは常時接続している状態となる。
この間に任天堂側からさまざまな情報、たとえばゲーム内の新コースやアイテムなどの追加コンテンツや試遊ソフトなどがプッシュ配信される。ユーザー同士がメッセージやアイテムをやりとりすることもできる。この機能を利用すれば、ユーザーが就寝中などでも最新の情報がWiiに蓄積されていくなる。 受信したデータは、内蔵フラッシュメモリ等に保存される。詳細は現在不明。 次項も参照。本体の起動時間の短縮にも貢献する。
ちなみにWiiConnect24は、構想を引継ぎ実現したものであることが宮本茂によって明されている。
その他の通信機能Wiiは、ニンテンドーDSとはピア・ツー・ピアで無線通信できる。
これにより、
WiiConnect24で配信されたDSの試遊ソフトを、DSにダウンロードしてプレイする DSを、Wiiのタッチスクリーンコントローラとして利用する などの楽しみ方ができることが期待される。
Wii Channel
「家庭のテレビにチャンネルを増やす」というWiiのコンセプトによって、WiiにはニンテンドーDSにピクトチャットが内蔵されているのと同じように、いくつかのアプリケーションソフトが初めから内蔵されている。
その一つ一つのソフトのことを「チャンネル」と呼んでいる。ゲームや、Wiiやパネル(ディスクドライブチャンネル)もひとつチャンネルとして表示されている。初めから内蔵されている「チャンネル」を使うために費用は、無料である。「チャンネル」が配信される予定。
Wiiの写真チャンネル
デジタルカメラや携帯電話などで撮った写真や動画をSDカード経由で、閲覧したり編集したりするチャンネル。
スライドショーを作成したり、方法で並び替えて見たりすることも出来る。
Wii ショッピングチャンネル
バーチャルコンソールのソフトやお手軽な新作ソフトのゲームを購入しダウンロードしたり、Wiiチャンネルなどをダウンロードできるチャンネル。
Wiiの似顔絵チャンネル
このチャンネルは「Mii(ミー)」という自分そっくりのキャラクターを作成することが出来る。
髪型や、目やパーツの種類・位置・大きさ、身長・太り具合・服の色なども細かく調整できる。作成したMiiはWiiのソフト内に取り込むことがでゲーム中のプレイヤーとして操作することができる。MiiはWiiリモコンに転送・保存で家などにも持っていくことが出来る。
Wiiのお天気チャンネル
ウェザーニューズ社の提供で、自宅周辺の天気はもちろん、日本だけでなく世界の天気を見ることが出来るチャンネル。
操作は簡単で、画面に現れる地球儀を回したり動かしたりすることで、いろいろな天気が見られる。天気・明日の天気・週間天気予報も見ることが出来る。*利用するにはインターネット環境に接続する必要がある。
Wiiのニュースチャンネル
最新のニュースを確認できるチャンネル。
操作もWiiリモコンで簡単に行うことが出来る。地球儀を表示させられ、例えば「その事件がどこで起きたのか?」ということも地球儀上で簡単に確認できるようになる。*利用するにはインターネット環境に接続する必要がある。
Wiiのインターネットチャンネル
Wiiを使いWebページを閲覧することが出来るチャンネルで、ウェブブラウザとしてOperaが搭載される。
このWii版Operaにはパソコン向けのものと同じコア(ウェブブラウザとしての根幹部分)が採用されているため、最新の技術である Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)や、ページの表示なども可能であることが発表されている。このWii版Operaは有償でダウンロード提供される予定であるが、2007年6月末までは、インターネットへの接続を促進するためのプロモーションとして、無償で提供される。一度ダウンロードすればそれ以外に通信料・接続料・閲覧料などの追加利用料がことは無い。*利用するにはインターネット環境に接続する必要がある。
その他
ユーザーの年齢に応じて特定のソフトのプレイを制限する「プレイ・コントロール・システム」を搭載している。
レーティング審査団体(CERO、ESRB、PEGIなど)が制定するレーティングに準じた設定が可能と見られる。当初はアタッチメントをつけることによってDVD-Video再生に対応する予定だったが、DVDプレイヤーが普及していることと、コストを下げるためにこの仕様は削除された(DVD-videoの再生機能には多くの特許料が)。
おり、設定されている地域と違う本体で動かすことは出来ない。
「任天堂製ではリージョンフリーで提供されサードパーティーは各社の判断によりリージョンロックを掛けることも出来る」というNintendo of America幹部発言を基にした報道がなされたが、Nintendo of Americaはそれを否定している。
Wiiの同時発売予定ソフト
日本におけるソフト一覧。
同時発売予定ソフトはこちらを参照。同時発売タイトルの数はPS2、DS、Xbox360などと比較しても多い。
任天堂
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス この作品は本来ゲームキューブ用ソフトだが、Wiiのコントローラでプレイ可能なWii専用バージョンが発売予定である。
Wii Wii Sports
おどるメイドインワリオ コナミデジタルエンタテインメント
Elebits
テクモ
スイングゴルフ パンヤ
セガ
スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合
バンダイナムコゲームス
SDガンダムREVOLUTION(仮称) 縁日の達人 たまごっちのピカピカだーりょー! ハドソン
Wing Island
コロリンパ
アトラス
超執刀カドゥケウスNEO(仮称) ユービーアイソフト
レッドスティール
スパイク
Necro-Nesia(ネクロネシア) サクセス
街クル ドミノ(仮称)
Wiiの仕様
プロセッサ
CPU:Broadway
アーキテクチャ:PowerPCベース
ゲーム機用として性能を向上させつつ、消費電力を特注品。
クロック周波数:未発表
プロセス技術:90nm SOI CMOSプロセス
共同設計:IBM
システムLSI:Hollywood
GPU機能実装
クロック周波数:未発表
混載DRAM容量:3MB eDRAM
プロセス技術:90nm DRAM混載CMOSプロセス
共同設計:ATIテクノロジーズ
製造:NECエレクトロニクス
画面表示機能
標準出力解像度:480i、480p ワイド画面:対応
内蔵メインメモリ
アーキテクチャ:1T-SRAM
容量:24MB
メモリ帯域:3.9GB/s
MoSys社製。
1T-SRAMとは、擬似SRAMの一種。1T-SRAMはゲームキューブにも搭載されている。 外部メインメモリ
アーキテクチャ:GDDR3
容量:64MB
メモリ帯域:4GB/s
内蔵フラッシュメモリ
容量:512MB
ゲームのセーブデータやバーチャルコンソール用ソフトを保存するための記憶領域。
SDメモリーカードで容量を拡張できる。
内蔵フラッシュメモリのアプリケーション (ダウンロードゲームやブラウザなど) を高速起動できる。
ディスクドライブ
対応メディア
Wii用12cm光ディスク (1層/2層ディスク)
ゲームキューブ用8cm光ディスク
容量:1.5ギガバイト
スロットイン (セルフローディング) 方式
通信機能
無線LAN (Broadcom社製)
対応規格
IEEE802.11b/g準拠
任天堂独自プロトコル:ニンテンドーDSとの通信に利用される 有線LAN:オプションのLANアダプタにより接続可能 対応サービス
ニンテンドーWi-Fiコネクション
WiiConnect24
その他
Operaブラウザ
インターフェース
USB2.0×2
SDメモリーカードスロット×1
ゲームキューブ用コントローラポート×4
ゲームキューブ用メモリーカードスロット×2
AVマルチ出力端子×1
新たなケーブルを採用。
スーパーファミコンから任天堂の据え置きゲーム機に共通だった、AVケーブルを使用することができない。 センサーバー接続端子×1
コントローラ
Wiiリモコン (標準コントローラ・本体同梱予定) 無線通信機能:Bluetooth (Broadcom社製)
最大接続数:4台
プレイ可能距離:ディスプレイから5m 操作部
ポインター:画面を指し示すポインティング機能 (ダイレクトポインティングデバイス) 後述「センサーバー」も参照 モーションセンサー機能:コントローラの傾きや変化を3軸で検出 表面ボタン:「Wii本体電源」、「十字キー」、「A」、「−」、「Home」、「+」、、ボタン 裏面ボタン:「B」ボタン その他の機能:振動機能、スピーカー、拡張ユニット接続端子、プレイヤーインジケータ (コントローラ番号ランプ)、似顔絵キャラクターMiiの保存 電源:単三乾電池2本
ヌンチャク (拡張コントローラ・本体同梱予定) 接続:Wiiリモコンの拡張ユニット接続端子に有線接続 操作部
Wiiリモコンと同等のモーションセンサー機能 「コントロールスティック」、「C」、「Z」ボタン クラシックコントローラ (拡張コントローラ・別売予定)
接続:Wiiリモコンの拡張ユニット接続端子に有線接続 操作部:「Lスティック」、「Rスティック」、「十字キー」、「a」、「b」、「X」、「Y」、「ZL」、「ZR」ボタン、「L」、「R」アナログトリガー、「- (Select)」、「Home」、「+ (Start)」ボタン センサーバー
Wiiリモコンのポインター機能で利用される赤外線信号を受信するための棒状の周辺機器。
Wii本体と有線接続し、ディスプレイの上ディスプレイ面と平行に置く。
互換性のソフトのプラットホーム ニンテンドーゲームキューブ
ゲームキューブの全てのソフト、並びにコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器がそのまま利用可能 バーチャルコンソールでソフトを購入できるプラットホーム (一部のソフトに限る) ファミリーコンピュータ
スーパーファミコン
NINTENDO64
メガドライブ (セガ)
PCエンジン (NEC/ハドソン)
MSX
その他の機能 プレイ・コントロール・システム
ニンテンドーDSのデモソフトのダウンロード可能 ユーザーの年齢に応じて特定のソフトのプレイを制限する ファン:あり 消費電力
ゲームプレイ時:50W弱
スタンバイモード:5W程度
同梱予定品 Wiiリモコン(ストラップ付き)
ヌンチャクコントローラ
専用ACアダプタ
専用AVケーブル
センサーバー
センサーバースタンド
縦置き用スタンド 本体専用補助プレート
単三乾電池×2
発売日
日本:2006年12月2日
米国:2006年11月19日
欧州:2006年11月24日
メーカー希望小売価格
日本:25000円 (税込)
米国:250ドル (※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される) 欧州:149ポンド
[編集]
別売品周辺機器・オプション
クラシックコントローラ (税込み1,800円) 従来のゲーム機用の形状に近い、両手持ちのコントローラ。
代わりにWiiリモコンへ接続して使用する。 LANアダプタ
USBコネクタで有線LANに接続するためのアダプター。
市販品が使用できるかどうかは不明。 Zapper
拳銃を模したコントローラー。
Wiiリモコンを銃口部分に取り付けて利用する。 Wiiポイントカード
バーチャルコンソールのゲームをダウンロードする際に、決済代わりに使われる。
5000円で5000ポイント、3000円で3000ポイント、1000円で3種類が発売される。 数量限定で、クラシックコントローラー同梱の5000ポイントカード(5000円)も発売される。
Wiiの開発の背景
任天堂は、ファミリーコンピュータで自らが作り上げた据え置きゲーム機市場のシェアの多くをプレイステーションを擁するソニー・コンピュータエンタテインメントに奪われた。
携帯ゲーム機市場では独占に近かったが、家庭用ゲーム機の花形である据え置きゲーム機市場でのシェア奪回は悲願とも言える。ゲーム市場は1997年をピークにそれ以降漸減している。
少子化などさまざまな説があるが、任天堂が「ゲームの複雑化に伴うゲーム離れ」である。そこで、同社は
誰もが同じスタートラインに立てること ゲームから離れてしまった人を呼び寄せること を提案し、「ゲーム人口の拡大」を図ろうとした。
'06年E3前メディアブリーフィングにおいて、岩田氏はこれ(ゲーム人口の拡大)が同氏が社長に就いたときに定めたゴールである、と語った。
誰もが同じスタートラインに立てること [5] [6]
家庭用ゲームは、黎明期から現在までハードウェア、ソフトウェアともに大きく進化している。
操作がより複雑に、より高度になった。 複雑化したゲームは、ゲームに対する食わず嫌い、すなわちゲーム離れを引き起こすことになる。ゲーム離れが起きると、ゲームを人と人とでゲーム経験の差が生じ、ゲームをしない人はゲームをやらなくなっていった。スタートラインが、人によってまったく違う状況になってきたのである。
任天堂は、ゲーム離れの根本のひとつである「ゲーム操作の高度化」に歯止めをかけるため、「このゲームの操作なら、自分でもできそうだ」と普段ゲームをしないユーザーに思わせることを具体的目標とした。
操作の簡便化とは、改良である。が携帯ゲーム機のニンテンドーDSである。
DSでは、タッチスクリーンを導入することでゲーム操作の簡便化を実現した。 従来と異なるゲーム操作感覚は、ゲーム初心者の心理的障壁を取り払うことにもなった。DSは、普段ゲームをしないユーザーを取り込むことに成功した。 任天堂は、ゲーム操作の簡便化が市場に受け入れられることを証明してみせたのである。テレビを使用する据え置きゲーム機では、DSと同じようにタッチスクリーンを導入するのは難しい。
そこでWiiでは、DSとは別の技術、別のアプローチでゲーム操作の簡便化を図るべく、改良が行われた。たのがWiiリモコンである。 Wiiリモコンでは、これまでのボタン操作に替わり、コントローラそのものを実際に動かすことでのゲーム操作を実現した(Wiiリモコンから全くボタンが排除されたわけではない)。 Wiiリモコンをテニスのラケットに見立ててスイングしたり、指揮棒に見立てて強弱をつけながら上下左右に振ったりする、などである。(参照:Wiiコンセプトビデオ)
コントローラをさまざまなものに見立て、動かすことは、従来のボタン操作より見た目にも分かりやすく、直感的な操作感覚をもたらす。
Wiiリモコンでは、DSとはアプローチで「誰もが同じスタートラインに立てること」を実現したのである。大胆な改良を行ったWiiであるが、DSと同じように市場に受け入れられるのかは、今後注目される。
Wiiの概要
これまでにないコントローラ、過去のプラットホームのソフトのダウンロード販売、スタンバイモードでのインターネット接続などが特徴とされる。
9月14日のWiiの体験説明会「Wii Preview」で、発売日などの詳細な情報が公開された。
9月8日の14時からWiiの開発に関わった人へのインタビューが任天堂ホームページに連載中である。
名称
英語の「we」を「家族の誰もが楽しめる」というコンセプトを表し、独特の形状のコントローラと、人々が集まる様を表現しているという。
開発コードネームは「レボリューション(Revolution)」。
Wiiリモコンの画像によると、それに本体関連製品等の型番の頭には「RVL」が付く様子である。
ハードウェア
Wiiの本体
Wiiの筐体は、任天堂の据え置き型ハードの中では一番小さく、DVDトールケースを重ねた程度の大きさである。
縦置きと横置きの両方に対応しており、縦置き用のスタンドは同梱される予定。
CPUとGPUは共同開発、メインメモリは1T-SRAMを採用する。
性能等は現在不明。 供給メディアは12cm光ディスク(単層/二層)と、ゲームキューブ用8cm光ディスクである。データの保存領域として、512MBのフラッシュメモリが内蔵されている。
セーブデータはネットワークサービス「Wii Connect 24」で受信したデータ、バーチャルコンソール用ソフトの保存などに利用される。SDメモリーカードで拡張することができる。
Wiiの互換性
ゲームキューブについては並びにコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器をそのまま利用することができる。
ソフトを遊ぶ際は従来のコントローラーか、別売のクラシックコントローラー(後述)を用いなければならず、Wiiリモコンとヌンチャク(後述)は使用できない。利用できないので、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスのソフトはプレイできない。ニンテンドーDSとの通信が可能で、発売前のDSソフトの体験版などがダウンロード可能である。
ゲームキューブ以前のハードについては、ソフトを「バーチャルコンソール」というシステムを介して新規にダウンロード購入し、プレイすることができる。
「バーチャルコンソール」を参照。
Wiiのバーチャルコンソール
バーチャルコンソールとは、ファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、メガドライブ、PCエンジン、MSXの一部のゲームソフトを、インターネットからダウンロード購入してWii上でプレイすることができるシステムである。
ソフトは内蔵フラッシュメモリかSDメモリーカードに保存する。 ダウンロードは有料だが、一部ソフトは景品などとして提供される見込み。 操作はクラシックコントローラなどを使用する。
メガドライブ、PCエンジンについては、セガならびにハドソンとの提携により実現した。
Wii考案前に64DDでバーチャルコンソールと良く似たサービスを提供する予定だったが実現しなかった経緯がある(詳しくはランドネット#その他参照)。
課金方法はクレジットカードとプリペイドカード(1000円・3000円・5000円の3種類)を採用している。
バーチャルコンソールと同じ課金・配信システムを応用して、新作も配信される見込みである。
パッケージソフトでは実現できない、純粋な面白さを追求した小粒な作品を、安価で提供する構想が発表されている。
Wiiのコントローラ
Wiiリモコン(図) ヌンチャクスタイル
クラシックスタイルWiiの最大の特徴は、ゲーム機には見られない奇抜なコントローラである。
従来のように両手で包むように持つ横長のコントローラとは異なり、片手で持てる縦長のデザインとなった。 従来のコントローラでは初心者が恐れをなしてゲームに触れる前から敬遠してしまう、という主張に基づくものである。動きを検知することにより初心者でも容易に操作できる、としている。 単体での使用の他、拡張コネクタに接続する物によっていくつかのスタイルに分類される。
Wiiリモコン
標準コントローラは、縦に長く、テレビリモコンのような形をしており「Wiiリモコン」という。
標準で本体と無線接続される。 Wiiリモコンでは、これまでには直感的なゲームプレイを実現している。具体的には、
Wiiリモコンをテニスのラケットや刀に見立ててスイングする 指揮棒に見立てて強弱をつけながら上下左右に振る 横に持ち自動車のハンドルに見立てて左右に回転させる 拳銃や弓矢に見立てて画面の一点を狙う など、さまざまな物に見立てて、コントローラを実際に動かすことでゲームをプレイできる。
従来のような複雑なボタン操作をゲームが楽しむことができるのである。この操作方法を実現しているのは、Wiiリモコンに実装された光学式センサー(赤外線)、および傾きや変化を検出する加速度センサーである。詳細は「仕様」を参照。
基本的には片手で持って操作するが、Wiiリモコンを横に持ち、十字キーや1、2ボタンを両手で操作する従来のコントローラのような使い方もできる。
Wiiリモコンには振動機能に加え、スピーカーが実装されている。スポーツゲームから剣や銃での戦闘まで、一味違う臨場感が演出される。Wiiリモコンには保存領域が内装され、似顔絵チャンネルで作成された「Mii(ミー)」を保存可能。 (「Mii」については下記「WiiChannel」の「似顔絵チャンネル」を参照) 海外のゲーム雑誌に掲載されたWiiリモコンの写真にZボタンににたボタンが見て取れたが、Wii Previewでは確認できなかったため、プロトタイプか思われる。
Wiiのヌンチャク
本体セットにはもうひとつ、「ヌンチャク」という拡張コントローラが同梱される予定である。
Wiiリモコンの拡張ユニット接続用端子に有線接続する。 ヌンチャクにはコントロールスティックとボタンに加えて加速度センサーも実装されており、Wiiリモコンと組み合わせることによって、より複雑なゲームプレイにも対応できる。FPSゲームでは、「敵の攻撃を避けつつ動いている敵に銃の照準を合わせる」「両手に持った2本の剣を別々に振る」などの一連の操作を、従来より直感的かつリアルな感覚で楽しめる。Wiiのコントローラでは「操作が直感的で、誰もが同じスタートラインでゲームを楽しめること」と、「従来のゲームもまったく新しい感覚で操作できること」が実現する。
ジャンルのゲームが登場することも期待されている。
Wiiのクラシックコントローラ
Wiiリモコン、ヌンチャクとは別に、従来のコントローラの形をした「クラシックコントローラ」も発売される。
Wiiリモコンの拡張ユニット接続用端子に有線接続する。 このコントローラは、スーパーファミコンのコントローラと酷似しているが、ボタンの数はおり、アナログスティック2基も搭載されている。ソフトをプレイするときなどに用いる。
Wiiの通信機能
Wii本体には、標準で無線LAN機能が実装され、インターネットに無線接続できる。
別売「USB-Ether変換コネクタ」を用いれば有線LANでのネット接続も可能である。サービスは、ニンテンドーDSにも搭載された「ニンテンドーWi-Fiコネクション」と、新サービス「WiiConnect24」である。
ニンテンドーWi-Fiコネクション
任天堂が運営するネットワークサービスで、日本国内は人とWi-Fiを通じて対戦やボイスチャットが出来る。
対応している無線LAN自動設定技術「AOSS」(バッファロー)、「らくらく無線スタート」(NECアクセステクニカ)に対応するのではないかと見られる。
詳細はニンテンドーWi-Fiコネクションを参照。
WiiConnect24
WiiConnect24とは、Wii本体の低騒音・低消費電力のスタンバイモードと、Wii向けの新ネットワークサービスの総称である。
Wiiをスタンバイモードに設定すると、消費電力は5W程度に抑えられて空冷ファンも回転しないが、インターネットへは常時接続している状態となる。
この間に任天堂側からさまざまな情報、たとえばゲーム内の新コースやアイテムなどの追加コンテンツや試遊ソフトなどがプッシュ配信される。ユーザー同士がメッセージやアイテムをやりとりすることもできる。この機能を利用すれば、ユーザーが就寝中などでも最新の情報がWiiに蓄積されていくなる。 受信したデータは、内蔵フラッシュメモリ等に保存される。詳細は現在不明。 次項も参照。本体の起動時間の短縮にも貢献する。
ちなみにWiiConnect24は、構想を引継ぎ実現したものであることが宮本茂によって明されている。
その他の通信機能Wiiは、ニンテンドーDSとはピア・ツー・ピアで無線通信できる。
これにより、
WiiConnect24で配信されたDSの試遊ソフトを、DSにダウンロードしてプレイする DSを、Wiiのタッチスクリーンコントローラとして利用する などの楽しみ方ができることが期待される。
Wii Channel
「家庭のテレビにチャンネルを増やす」というWiiのコンセプトによって、WiiにはニンテンドーDSにピクトチャットが内蔵されているのと同じように、いくつかのアプリケーションソフトが初めから内蔵されている。
その一つ一つのソフトのことを「チャンネル」と呼んでいる。ゲームや、Wiiやパネル(ディスクドライブチャンネル)もひとつチャンネルとして表示されている。初めから内蔵されている「チャンネル」を使うために費用は、無料である。「チャンネル」が配信される予定。
Wiiの写真チャンネル
デジタルカメラや携帯電話などで撮った写真や動画をSDカード経由で、閲覧したり編集したりするチャンネル。
スライドショーを作成したり、方法で並び替えて見たりすることも出来る。
Wii ショッピングチャンネル
バーチャルコンソールのソフトやお手軽な新作ソフトのゲームを購入しダウンロードしたり、Wiiチャンネルなどをダウンロードできるチャンネル。
Wiiの似顔絵チャンネル
このチャンネルは「Mii(ミー)」という自分そっくりのキャラクターを作成することが出来る。
髪型や、目やパーツの種類・位置・大きさ、身長・太り具合・服の色なども細かく調整できる。作成したMiiはWiiのソフト内に取り込むことがでゲーム中のプレイヤーとして操作することができる。MiiはWiiリモコンに転送・保存で家などにも持っていくことが出来る。
Wiiのお天気チャンネル
ウェザーニューズ社の提供で、自宅周辺の天気はもちろん、日本だけでなく世界の天気を見ることが出来るチャンネル。
操作は簡単で、画面に現れる地球儀を回したり動かしたりすることで、いろいろな天気が見られる。天気・明日の天気・週間天気予報も見ることが出来る。*利用するにはインターネット環境に接続する必要がある。
Wiiのニュースチャンネル
最新のニュースを確認できるチャンネル。
操作もWiiリモコンで簡単に行うことが出来る。地球儀を表示させられ、例えば「その事件がどこで起きたのか?」ということも地球儀上で簡単に確認できるようになる。*利用するにはインターネット環境に接続する必要がある。
Wiiのインターネットチャンネル
Wiiを使いWebページを閲覧することが出来るチャンネルで、ウェブブラウザとしてOperaが搭載される。
このWii版Operaにはパソコン向けのものと同じコア(ウェブブラウザとしての根幹部分)が採用されているため、最新の技術である Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)や、ページの表示なども可能であることが発表されている。このWii版Operaは有償でダウンロード提供される予定であるが、2007年6月末までは、インターネットへの接続を促進するためのプロモーションとして、無償で提供される。一度ダウンロードすればそれ以外に通信料・接続料・閲覧料などの追加利用料がことは無い。*利用するにはインターネット環境に接続する必要がある。
その他
ユーザーの年齢に応じて特定のソフトのプレイを制限する「プレイ・コントロール・システム」を搭載している。
レーティング審査団体(CERO、ESRB、PEGIなど)が制定するレーティングに準じた設定が可能と見られる。当初はアタッチメントをつけることによってDVD-Video再生に対応する予定だったが、DVDプレイヤーが普及していることと、コストを下げるためにこの仕様は削除された(DVD-videoの再生機能には多くの特許料が)。
おり、設定されている地域と違う本体で動かすことは出来ない。
「任天堂製ではリージョンフリーで提供されサードパーティーは各社の判断によりリージョンロックを掛けることも出来る」というNintendo of America幹部発言を基にした報道がなされたが、Nintendo of Americaはそれを否定している。
Wiiの同時発売予定ソフト
日本におけるソフト一覧。
同時発売予定ソフトはこちらを参照。同時発売タイトルの数はPS2、DS、Xbox360などと比較しても多い。
任天堂
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス この作品は本来ゲームキューブ用ソフトだが、Wiiのコントローラでプレイ可能なWii専用バージョンが発売予定である。
Wii Wii Sports
おどるメイドインワリオ コナミデジタルエンタテインメント
Elebits
テクモ
スイングゴルフ パンヤ
セガ
スーパーモンキーボール ウキウキパーティー大集合
バンダイナムコゲームス
SDガンダムREVOLUTION(仮称) 縁日の達人 たまごっちのピカピカだーりょー! ハドソン
Wing Island
コロリンパ
アトラス
超執刀カドゥケウスNEO(仮称) ユービーアイソフト
レッドスティール
スパイク
Necro-Nesia(ネクロネシア) サクセス
街クル ドミノ(仮称)
Wiiの仕様
プロセッサ
CPU:Broadway
アーキテクチャ:PowerPCベース
ゲーム機用として性能を向上させつつ、消費電力を特注品。
クロック周波数:未発表
プロセス技術:90nm SOI CMOSプロセス
共同設計:IBM
システムLSI:Hollywood
GPU機能実装
クロック周波数:未発表
混載DRAM容量:3MB eDRAM
プロセス技術:90nm DRAM混載CMOSプロセス
共同設計:ATIテクノロジーズ
製造:NECエレクトロニクス
画面表示機能
標準出力解像度:480i、480p ワイド画面:対応
内蔵メインメモリ
アーキテクチャ:1T-SRAM
容量:24MB
メモリ帯域:3.9GB/s
MoSys社製。
1T-SRAMとは、擬似SRAMの一種。1T-SRAMはゲームキューブにも搭載されている。 外部メインメモリ
アーキテクチャ:GDDR3
容量:64MB
メモリ帯域:4GB/s
内蔵フラッシュメモリ
容量:512MB
ゲームのセーブデータやバーチャルコンソール用ソフトを保存するための記憶領域。
SDメモリーカードで容量を拡張できる。
内蔵フラッシュメモリのアプリケーション (ダウンロードゲームやブラウザなど) を高速起動できる。
ディスクドライブ
対応メディア
Wii用12cm光ディスク (1層/2層ディスク)
ゲームキューブ用8cm光ディスク
容量:1.5ギガバイト
スロットイン (セルフローディング) 方式
通信機能
無線LAN (Broadcom社製)
対応規格
IEEE802.11b/g準拠
任天堂独自プロトコル:ニンテンドーDSとの通信に利用される 有線LAN:オプションのLANアダプタにより接続可能 対応サービス
ニンテンドーWi-Fiコネクション
WiiConnect24
その他
Operaブラウザ
インターフェース
USB2.0×2
SDメモリーカードスロット×1
ゲームキューブ用コントローラポート×4
ゲームキューブ用メモリーカードスロット×2
AVマルチ出力端子×1
新たなケーブルを採用。
スーパーファミコンから任天堂の据え置きゲーム機に共通だった、AVケーブルを使用することができない。 センサーバー接続端子×1
コントローラ
Wiiリモコン (標準コントローラ・本体同梱予定) 無線通信機能:Bluetooth (Broadcom社製)
最大接続数:4台
プレイ可能距離:ディスプレイから5m 操作部
ポインター:画面を指し示すポインティング機能 (ダイレクトポインティングデバイス) 後述「センサーバー」も参照 モーションセンサー機能:コントローラの傾きや変化を3軸で検出 表面ボタン:「Wii本体電源」、「十字キー」、「A」、「−」、「Home」、「+」、、ボタン 裏面ボタン:「B」ボタン その他の機能:振動機能、スピーカー、拡張ユニット接続端子、プレイヤーインジケータ (コントローラ番号ランプ)、似顔絵キャラクターMiiの保存 電源:単三乾電池2本
ヌンチャク (拡張コントローラ・本体同梱予定) 接続:Wiiリモコンの拡張ユニット接続端子に有線接続 操作部
Wiiリモコンと同等のモーションセンサー機能 「コントロールスティック」、「C」、「Z」ボタン クラシックコントローラ (拡張コントローラ・別売予定)
接続:Wiiリモコンの拡張ユニット接続端子に有線接続 操作部:「Lスティック」、「Rスティック」、「十字キー」、「a」、「b」、「X」、「Y」、「ZL」、「ZR」ボタン、「L」、「R」アナログトリガー、「- (Select)」、「Home」、「+ (Start)」ボタン センサーバー
Wiiリモコンのポインター機能で利用される赤外線信号を受信するための棒状の周辺機器。
Wii本体と有線接続し、ディスプレイの上ディスプレイ面と平行に置く。
互換性のソフトのプラットホーム ニンテンドーゲームキューブ
ゲームキューブの全てのソフト、並びにコントローラコネクタとメモリーカードスロットに接続する周辺機器がそのまま利用可能 バーチャルコンソールでソフトを購入できるプラットホーム (一部のソフトに限る) ファミリーコンピュータ
スーパーファミコン
NINTENDO64
メガドライブ (セガ)
PCエンジン (NEC/ハドソン)
MSX
その他の機能 プレイ・コントロール・システム
ニンテンドーDSのデモソフトのダウンロード可能 ユーザーの年齢に応じて特定のソフトのプレイを制限する ファン:あり 消費電力
ゲームプレイ時:50W弱
スタンバイモード:5W程度
同梱予定品 Wiiリモコン(ストラップ付き)
ヌンチャクコントローラ
専用ACアダプタ
専用AVケーブル
センサーバー
センサーバースタンド
縦置き用スタンド 本体専用補助プレート
単三乾電池×2
発売日
日本:2006年12月2日
米国:2006年11月19日
欧州:2006年11月24日
メーカー希望小売価格
日本:25000円 (税込)
米国:250ドル (※ゲームソフト「Wii Sports」が標準添付される) 欧州:149ポンド
[編集]
別売品周辺機器・オプション
クラシックコントローラ (税込み1,800円) 従来のゲーム機用の形状に近い、両手持ちのコントローラ。
代わりにWiiリモコンへ接続して使用する。 LANアダプタ
USBコネクタで有線LANに接続するためのアダプター。
市販品が使用できるかどうかは不明。 Zapper
拳銃を模したコントローラー。
Wiiリモコンを銃口部分に取り付けて利用する。 Wiiポイントカード
バーチャルコンソールのゲームをダウンロードする際に、決済代わりに使われる。
5000円で5000ポイント、3000円で3000ポイント、1000円で3種類が発売される。 数量限定で、クラシックコントローラー同梱の5000ポイントカード(5000円)も発売される。
Wiiの開発の背景
任天堂は、ファミリーコンピュータで自らが作り上げた据え置きゲーム機市場のシェアの多くをプレイステーションを擁するソニー・コンピュータエンタテインメントに奪われた。
携帯ゲーム機市場では独占に近かったが、家庭用ゲーム機の花形である据え置きゲーム機市場でのシェア奪回は悲願とも言える。ゲーム市場は1997年をピークにそれ以降漸減している。
少子化などさまざまな説があるが、任天堂が「ゲームの複雑化に伴うゲーム離れ」である。そこで、同社は
誰もが同じスタートラインに立てること ゲームから離れてしまった人を呼び寄せること を提案し、「ゲーム人口の拡大」を図ろうとした。
'06年E3前メディアブリーフィングにおいて、岩田氏はこれ(ゲーム人口の拡大)が同氏が社長に就いたときに定めたゴールである、と語った。
誰もが同じスタートラインに立てること [5] [6]
家庭用ゲームは、黎明期から現在までハードウェア、ソフトウェアともに大きく進化している。
操作がより複雑に、より高度になった。 複雑化したゲームは、ゲームに対する食わず嫌い、すなわちゲーム離れを引き起こすことになる。ゲーム離れが起きると、ゲームを人と人とでゲーム経験の差が生じ、ゲームをしない人はゲームをやらなくなっていった。スタートラインが、人によってまったく違う状況になってきたのである。
任天堂は、ゲーム離れの根本のひとつである「ゲーム操作の高度化」に歯止めをかけるため、「このゲームの操作なら、自分でもできそうだ」と普段ゲームをしないユーザーに思わせることを具体的目標とした。
操作の簡便化とは、改良である。が携帯ゲーム機のニンテンドーDSである。
DSでは、タッチスクリーンを導入することでゲーム操作の簡便化を実現した。 従来と異なるゲーム操作感覚は、ゲーム初心者の心理的障壁を取り払うことにもなった。DSは、普段ゲームをしないユーザーを取り込むことに成功した。 任天堂は、ゲーム操作の簡便化が市場に受け入れられることを証明してみせたのである。テレビを使用する据え置きゲーム機では、DSと同じようにタッチスクリーンを導入するのは難しい。
そこでWiiでは、DSとは別の技術、別のアプローチでゲーム操作の簡便化を図るべく、改良が行われた。たのがWiiリモコンである。 Wiiリモコンでは、これまでのボタン操作に替わり、コントローラそのものを実際に動かすことでのゲーム操作を実現した(Wiiリモコンから全くボタンが排除されたわけではない)。 Wiiリモコンをテニスのラケットに見立ててスイングしたり、指揮棒に見立てて強弱をつけながら上下左右に振ったりする、などである。(参照:Wiiコンセプトビデオ)
コントローラをさまざまなものに見立て、動かすことは、従来のボタン操作より見た目にも分かりやすく、直感的な操作感覚をもたらす。
Wiiリモコンでは、DSとはアプローチで「誰もが同じスタートラインに立てること」を実現したのである。大胆な改良を行ったWiiであるが、DSと同じように市場に受け入れられるのかは、今後注目される。