嫌われ松子の一生 あらすじ

嫌われ松子の一生 あらすじ
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嫌われ松子の一生 あらすじ




嫌われ松子の一生 あらすじ
概要
事件で中学教師の座を女性が、過酷な運命に翻弄され、それでも愛を求めつづけた波乱の人生を描いたミステリー。
小説では、甥が、彼女の知り合いである元殺人犯の男やかつての友人にであい、どのような人生を送ったのかを女性と甥の視点から見た物語が交互に進められている。文庫も含め120万部の大ヒットとなった。
原作を読み感銘を受けたという中島哲也監督によって映画化。原作とは異なる視点から描いた物語で好評を得た。2006年10月からは内山理名主演でテレビドラマ化されている。





嫌われ松子の一生 あらすじ

東京で生活している大学生・川尻笙は、上京してきた父から、三十年前に家を飛び出した伯母・川尻松子の存在と、松子が最近東京で殺害されたことを聞かされる。
父からの依頼で松子が住んでアパートに出向き、部屋の後始末をすることに笙と恋人の渡辺明日香は、松子がどのような生活をしていたかに興味を持つ。警察が松子殺しの犯人として追いかけていた、元殺人犯で松子の教え子だった龍洋一と出会うことから、松子が歩んできた壮絶な人生を知ることになる。



嫌われ松子の一生 あらすじ

川尻松子年表


生誕から青春時代1947年8月2日
福岡県大川市大字大野島にて、父川尻恒造、母川尻多恵の長女として生まれる 幼少期~青春
妹の久美が大病を患い、以降両親の愛情が久美だけに注がれると感じるようになり、愛をつなぎとめるために勉学に励む。
受験で、自分が行きたかった理学部では父の希望だった文学部を選択する。
教師時代
1970年4月
大川第二中学の教師となる。
国語で、副担任(後に担任と)を務める。 1970年11月…レイプ未遂事件
当時の校長・田所文夫と修学旅行の下見に出かけたが、旅行会社との共謀か、部屋がひとつしかとれず、田所と同じ部屋でとまることになり、田所からレイプを受けそうになる 1971年5月…現金盗難事件
修学旅行中に現金盗難事件発生。
犯人である龍洋一が名乗り出なかったため、自分が罪をかぶることでその場を乗り切るが、後日学校に通報があり、本当に自分がとった事に処分を受ける。松子は洋一の家に行き、自首するよう迫るが、洋一は冷たく追い返した挙句、学校側に脅されたという電話をかける。この告げ口が引き金となり、教師を辞職させられる。その日、憎しみのあまり、引き止めようとする久美の首を絞め、殺しそうになるが思いとどまり、朝市から戻ってきた母に別れの言葉をかけ家を出る。
福岡・博多での生活1971年8月…父川尻恒造死去
1971年12月…八女川徹也自殺
失踪後はパーラーのウェイトレスをおり、常連客であった八女川徹也と同棲生活に入る。
八女川がアルバイトを辞め、執筆活動一筋にかけるため、生活費を松子が稼ぐことになった。中洲の南新地にあるトルコ風呂の店白夜で面接を受けるが、マネージャー赤木に向いていないと突き放され、不採用となる。ために弟の紀夫に連絡をとり、半年振りに再会するが、その場で父が亡くなったこと、そして家庭が松子のせいで崩壊したことを告げられる。松子だったが、その日の夜、雨の中、八女川徹也は電車に飛び込み自殺した。 1972年1月…岡野健夫と不倫関係、破局 後追い自殺も考えた松子を支えた岡野と不倫関係となる。
松子と関係をともにしていた。約束を破り、岡野の後をつけて家に行ったことで、妻に関係がばれてしまい、破局。松子は手首を切り自殺を図るが未遂に終わる。 1972年5月…白夜でトルコ嬢として働く 再び白夜に行き面接を受け、合格をもらう。
このとき、ナンバーワンのトルコ嬢綾乃と知り合い、雪乃という源氏名で働く。3ヵ月後には中洲でナンバーワンとなる。 1973年5月…赤木マネージャー解雇、そして マネージャー赤木が経営方針で対立し、店を辞める。
その後、経営方針の変化と時代の流れで、人気を現役大学生レイコにとられる。2ヶ月前から毎回のように指名していた男性、小野寺保と知り合い、雄琴に移動することになる。移動する前に大野島に戻っており、このとき笙の母親に会っている。
滋賀・雄琴での生活1973年5月
小野寺保と同棲。
雄琴でトルコ嬢の仕事を続ける。このころから、一日の仕事量が中洲のときより疲れを取るために覚醒剤に手を出すようになる。 1974年1月28日…小野寺保殺害
白夜の元マネージャー赤木から、綾乃が同居していた覚醒剤中毒の男に刺し殺されたことを知らされる。
松子はトルコ嬢を辞めて、小野寺と小料理屋を開く決意をするが、小野寺が、山科にすむ女に金を貢いでことが発覚。強引に覚醒剤を打とうとしたため、ために包丁を持つが、手首を包丁を落とす。包丁の切っ先が小野寺の足の甲に刺さり、苦しむ小野寺に松子はとどめをさした。
東京に移動1974年1月…島津賢治と同棲 八女川徹也の後を玉川上水で自殺を図るが、通りかかった島津賢治に引きとめられる。
島津賢治と同棲をはじめる。件で逮捕。
全国に指名手配されており、写真を見た近所の住民の通報により逮捕される。
その後、殺人罪ならびに覚醒剤法取り締まり違反で懲役8年を言い渡される。
服役中
島津賢治と二人で美容室を切り盛りしていくた美容師を目指す。
このとき、同じ雑居房にいたのが沢村めぐみである。
出所後
1982年5月…8年の刑期を終え、美容室あかねで働く 1983年5月…龍洋一との再会 暴力団組長の愛人の運転手兼荷物持ちとしてあかねに来ており、偶然に再会する。
車でアパートまで送ってもらうが、その後、洋一が戻ってきたことに気づき、部屋に入れる。田所にレイプされそうになったことも含め、過去のことを話す。この日から同棲が始まる。 1983年5月…松子再逮捕
洋一が覚醒剤を使用していることを突き止めた松子だが、洋一に気絶するまで暴力をふるわれる。
見舞いにきた沢村めぐみの忠告を聞かず、洋一についていくことを選んだ松子に心を動かされ、洋一は覚せい剤密売をやめようとする。覚せい剤を使用し、警察に逮捕される。松子1年、洋一は服役に入る。 1984年8月…松子出所
美容室みた働き、龍洋一の出所を待つ。
1987年8月…龍洋一出所
しかし、松子を恐ろしいと感じた洋一は、松子の元を離れ、福岡に移る 1987年9月…龍洋一、田所文夫を射殺 再び覚醒剤を使用するようになり、妄想の中で自分と松子の人生を狂わせた張本人である田所文夫を自宅前で射殺。
結婚まで申し入れ、洋一との生活を待って松子に衝撃を与え、働いて美容室をやめ、抜け殻のようになってしまう。 1987年9月…アパート立ち退き
児童公園で遊んで女児を家に入れ、カップラーメンをご馳走したが、警察に罪で事情聴取を受ける。
翌日釈放されるが、アパートの大家から立ち退きを命じられる。
引きこもり生活1988年1月~
荒川のアパートひかり荘に引越し、誰も信じず、誰も愛さずに荒んだ生活をおくる。
ゴミだしのマナーを破ったり、夜中に叫び声をあげるなどの行動で、アパートの住民からは嫌われ松子と呼ばれていた。
旧友との再会、そして悲惨な最期2001年7月9日
病院で刑務所時代の友人・沢村めぐみと再会。
専属の美容師の勧誘を受ける。名刺を手渡されるが、いったんはこれを公園に捨てる。夢を夜中、公園に戻って名刺を探してところ、屯していた若者数名に暴行を受ける。自力で自宅アパートに戻るがそこで力尽き、53年の生涯を終える。