朝海ひかる

朝海ひかる
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朝海ひかる 0

朝海ひかる
宝塚歌劇団元雪組トップスター

愛称はコム。時からこの愛称。


略歴
1991年 - 77期生として宝塚歌劇団に入団。
初舞台は月組「ベルサイユのばら-オスカル編-」。 1992年 - 花組に配属。
宙組に異動。
『エリザベート』でルドルフ役を好演。
同期生の安蘭けい、成瀬同期生トリオとして注目を集める。 2001年 - 『凱旋門』役替わり公演で初主演をはたす。
2002年 - 絵麻緒ゆうの後任として雪組トップスターに就任。
「タランテラ」をもって退団。

スター像
涼しげで颯爽とした、いかにも男役という男臭さを漂わせながらも可愛らしいキュートな素顔のある独特の雰囲気と抜群のスタイルに華やかなアイドル性、舞台上では一風変わり、妖しささえ感じさせるほどの中性的・妖精的の雰囲気を兼ね備えた、数多のスターの中でも稀に見ない、複雑に多数の魅力を持つ男役だった。
歌唱・ダンス・演技ともに見事にこなせる実力派スターでもあった。
容姿・実力共に良い、ミックス型だった。ダンスに関しては歌劇団の中でもトップレベルの実力の持ち主で、宝塚きっての名ダンサーで天才だった。
手足を持っており、“踊る体”とも言われる洗練された体・技術・体のバランスの良さを存分に生かした軽やかでダンス、そしてシャープで時に妖艶に舞う姿にはパワーと輝く華があり観客の目を引いた。さよなら公演の「タランテラ!」のチョウの場面の踊りも人間とは思えない程のダンサーぶりだった。その実力故ダンサーの枠を超え“表現者”になりつつあるとまで言われた。本人も下級生の頃は苦手だったと語る歌唱も努力を重ね鍛え上げ、トップ就任後は、小柄ながらも太いよく通る低声を身につけ、豊かな声量でたっぷりに歌え歌唱力にも秀でた。

芝居では、花組での下級生時代に客席へ伝承されてきた数々の男役のエッセンスをトップから学び、その哲学を持って芸風を様々に変化させた。
情熱的であるが一つの型にはまる事がなかったのは大きな武器だが魅力的でもあり、ダンス・歌唱においてもその表現力の豊かさは賜物であり、真摯に舞台に取り組み続けた姿勢が伺えた。
男役の芝居の評価も高かったが特筆できる点として、清楚・繊細で容姿を持つという独自の印象が宝塚のフェアリータイプとして娘役も見事にこなせることが挙げられた。
娘役としては愛らしく透明感ある演技を見せ、トップスター就任前、宙組時代、一部のファンの間からは娘役転向説が定期的に出ていたほどであった。植田神爾理事長はそれを否定。
下級生時代から人気はあったものの注目されるのが比較的遅かったため、主演経験が無い唯一のトップスターであった。
順調な成長をみせ、入団12年目でトップ就任の好機をつかむこととなった。
相手役の舞風りらとは共にレベルが高いダンサー同士で、デュエットダンスなどで、互いをひきたてる息の合った名コンビぶりを見せていた。
舞台上の姿は生き生きと輝き、強いパワーを感じさせた。
その抜群の舞台センスには定評があり、宝塚の正統派としてもタカラジェンヌの模範として、活躍を期待された矢先の2006年12月24日、「堕天使の涙」「タランテラ!」で惜しまれつつも退団した。
仙台市の菓子メーカー「菓匠 三全」の製造している「萩の月」のイメージキャラクターをいた。
5月まで契約されている。後任は宮城県出身の星組の海隼人。
私生活ではチワワ2匹が「もう一人の愛する家族」というお茶目な一面もみられた。


主な舞台作品
花組時代
1991年『ベルサイユのばら』(初舞台)
宙組時代
1998年『エリザベート』(ルドルフ役)
雪組時代
1999年『ノバ・ボサ・ノバ』(安蘭・成瀬と役替り) 1999年『The Wonder Three〜ザ・ワンダー・スリー〜』(安蘭・成瀬とのトリプル主演コンサート) 2000年『凱旋門』(役替り公演主演) 2000年『月夜歌聲』(女役) 2001年『アンナ・カレーニナ』(バウホール公演初単独主演) 2002年『風と共に去りぬ』(スカーレット・オハラ役)
雪組トップスター時代
2002年

『再会/華麗なる千拍子2002』(全国ツアー)(トップお披露目公演) 2003年

『春麗の淡き光に/Joyful!』(宝塚大劇場、東京宝塚劇場、全国ツアー)(大劇場トップお披露目公演) 『Romance de Paris/レ・コラージュ』(宝塚、東京、中日劇場) 2004年

『スサノオ/タカラヅカ・グローリー』(宝塚、東京) 『あの日見た夢に』(シアタードラマシティ、日本青年館) 『青い鳥を捜して/タカラヅカ・ドリームキングダム』(宝塚、東京) 2005年

『睡れる月』(シアター・ドラマシティ、日本青年館、福岡市民会館) 『霧のミラノ/ワンダーランド』(宝塚、東京) 『銀の狼/ワンダーランド』(全国ツアー) 2006年

『ベルサイユのばら−フェルゼンとマリー・アントワネット編−』(星組特出) 『ベルサイユのばら−オスカル編−』(宝塚・東京) 『アルバトロス、南へ』
(バウ・スペシャル) 『堕天使の涙』(さよなら公演) 『タランテラ』(さよなら公演)
退団後の出演作
舞台
2007年

『DANCIN' CRAZY』

『蜘蛛女のキス』〜KISS OF THE SPIDER WOMAN〜 出演予定 2008年

『エリザベート』出演予定