デジモンアドベンチャー

デジモンアドベンチャー
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デジモンアドベンチャー 0

デジモンアドベンチャー


1999年3月7日から2000年3月26日まで放映された、デジタルモンスターシリーズのテレビシリーズ第1作。 1999年3月に東映アニメフェアの一作として製作された作品のテレビシリーズ。
次作『デジモンアドベンチャー02』と対比してと呼ばれる事もあるが、これは『デジモンアドベンチャーVテイマー01』の事を指す場合が多い。

デジモンアドベンチャー 概要

ストーリーは作の舞台(1995年)から(1999年)の世界を描いている。
デジタルワールドという仮想世界と現実世界の東京 お台場とを巧みにリンクさせ、突如として放り出された異世界の中を主役の子供達が、デジモンや仲間との関わりの中で、「自分らしさ」を見つけ、育み、共に生き抜くという、子供達の成長を描いた物語である。作品とおり、子供人気のみならず、大人からも教育番組として支持された。
名目上は太一とアグモンが主役だが、「選ばれし子供8人全てが主役」「全員にスポットライトが当たるように」というスタンスで作られており、太一とヤマトばかりが活躍するのではなく、ヒカリとタケル以外のデジモンの敵のKO回数は同程度である。
作『デジモンアドベンチャー』、2000年公開の第二作『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』は細田守が監督を務め映像的にも高い評価を受けている。
土台となった作品。
元祖ということもデジモンシリーズの中ではポピュラーな作品である。グッズ、玩具(主にデジヴァイスなど)カードゲームなどは、当時大人気であった。
当初キャラクターデザインには鳥山明の起用を予定していたが、結局実現できず、鳥山に近い絵が描けると言うことから中鶴勝祥を起用することになった。
アニメディアはじめアニメ雑誌でも大きく扱われ、デジモンキャラを扱ったファンサイト、同人誌なども数多く生まれた。
この人気はその後のシリーズでも根強く継続されていった。姿を出し、この物語はその人物の回想であった、という構想だったが、最終回へと持ち越しになる。
事象として、単発企画のTV番組「日本のアニメ第1話&最終回ベスト100」で33位にランクインした。
おり、海外でも放送された日本のアニメとしては、『ポケットモンスター』、『ドラゴンボール』と並び高評価を受けた作品であると言える。
最高視聴率:13.7%、最低視聴率:7.9%、平均視聴率:11.2%、バンダイ総玩具売上160億円。
キャラクターものの中で、ガンダムシリーズに次ぐ売り上げであった。
サマーキャンプに来ていた小学生の八神 太一、武之内空、石田ヤマト、泉 光子郎、太刀川 ミミ、城戸 丈、高石タケルの7人は突然の大雪を、他の子供達から離れて祠に隠れてやり過ごしていた。ないオーロラを目撃、さらに謎の機械が降り注いだ。子供達は謎の力で発生した大瀑布に気がつくと未知の場所にたどり着き、そこで自分達を待っていたと言う「デジタルモンスター」と名乗る謎の生物達と出会う。子供達とパートナーデジモン達の、長くて短いひと夏の冒険が始まった。
登場キャラクターを参照
注意:以降の記述でデジモンアドベンチャーに関する核心部分が明かされています。
デジタルワールドは、現実世界でのコンピュータ・ネットワーク上の情報、つまりデータを元に成り立っている。
ネット上にあるわけでも電脳空間なわけでもなく、現実世界からなんらかの作用によって流れ込んだ情報やデータが、物体として実体化する異世界である。『デジモンワールド』という言い方もされるが違いはない。世界は、“現実世界”と称される。
デジタルワールドが現実世界と比べてどこかおかしな所があるのは、データが流れ込む時に壊れたり欠落したりしたからであり、また現実世界ではプログラムなどが実際に力を持ったりするからである。
現実世界に比べて時間の流れが速く、現実世界での数分の間に何日も経過するが、アポカリモンを倒したことにより現実世界と同じ時間の流れになる。
デジタルワールドには様な理不尽な物まで、至るところに食料がので、場所にもよるが食料の確保は無い。デジモン同士で捕食し合う必要はないが、種族や時と場合によっては捕食行為も行われている模様。実体化したデータのうち生き物である物の総称で、寿命を迎えるか何らかの外因で死ぬとデータに分解されデジタマに戻り、基本的に始まりの町へと還る。
エンジェモンのように外傷で死ぬ事なく、過剰な力を使った反動で死ぬような場合などはその場でデジタマに戻るようだ(携帯機のデジタルモンスターの設定にある、寿命で死んだデジモンは自らのデータをデジタマとして遺す事に由来していると思われる)。劇中で死んだホエーモンやピッコロモンなども、いつかは生まれ変わるようだ。以前の記憶を持って生まれ変われるのかも不明。現実世界で死んだデジモンが始まりの町へと還ることができるかも不明である。 パートナーデジモンとは子供と繋がりをもったデジモンで、彼らの心の特質の力とその成長に比例して急速な進化を遂げることができる。
現実世界に現れたデジモンは現実世界の電子機器に影響を及ぼす。
進化の時が電子機器に与える影響が強いようだ。ようだが、通常は進化レベルが上昇するほど電子機器に与える影響力は強くなる模様。大きくなると現実世界に影響を及ぼす。
規模が大きくなると、上空に互いの世界が逆さまに現れる。現実世界にデジモンが多数現れるが、その際に現れるデジモン達は実体を持たず、攻撃はすり抜けてしまうし、触れると物体は結晶化してしまう。
凶暴なデジモンや悪いデジモン平和な世界。
デジモンアドベンチャー 現実世界・デジタルワールド以外の世界
暗黒の世界 次元の亀裂にエテモンがたどり着いた世界。
エテモンはここで破壊と再生を繰り返し、クロンデジゾイドメタル合金のメタルエテモンに進化した。『アポカリモン』という実体を持たなかった『火の壁の向こうより来たモノ』である広大な闇の空間。
戦いは、時空のゆがみにより現実世界の全ての空に映り、世界中の人々が見ることとなった。
データは消滅すると思われる。世界 アポカリモンによってデータに分解された子供達とデジモン達がもしくは知覚した世界。
真っ白な世界にデータを示す基本原理である、二進法のとが存在している。心の特質の力をデジモンに伝え、進化させることができるアイテム。
道を作り導いたり、闇の力を祓う力を持っている。 普段デジヴァイスは全て透明だが、超進化やワープ進化時には紋章の色と同じ色に変化する。
タグ
心の特質の力を増幅し、デジモンを完全体以上に進化させることを可能にするアイテム。
単体では紋章と引き合う機能しかないが、紋章と組み合わせることで真の力を発揮する。
後、経緯は不明だがデビモンによって海底の洞窟内のコンビニに隠されていた。
紋章
4年前に解析された、選ばれし子供達のそれぞれの心が示す、最もすばらしい個性を元にアイテム。
タグと組み合わせることで完全体以上の進化を可能にする。
心の特質のある程度の成長が未熟な心では働かない。心の特質に反した行動で扱うと、暗黒進化へと導かれてしまう。 紋章は、さまざな不思議な力を持っている。
例を挙げると、選ばれし子供達をワープさせる、ヴァンデモンの術を無効化する、溢れ出た光で敵を拘束する、など。後、経緯は不明だがデジタルワールド中に散っていた。
歯車 デビモンの持つ暗黒の力の象徴。
オーガモンを暗黒の力でこの黒い歯車に変えてしまった事もある。刺さると、暴走したり凶暴化したりする。
この歯車が入り込んだデジモンの身体が大きくなったり、技の効果が変わる事もある。 ファイル島の内部には巨大な黒い歯車が大量に配置されており、その力でファイル島を分断されたが、ガルルモンによって破壊されたり、デビモンの死などで島を分断する能力を失い、島を元に戻していった(デジモンを狂わせる能力は残っていた)。
出来ない強力で巨大な歯車もあったが、ミミのキックであっさりと逆回転して島を元に戻していった事もある。 小説版ではデジタルワールド全域に配置されたこの黒い歯車により、デジタルワールドが再統合された事になっているが、アニメではファイル島以外の場所にはこれから黒い歯車を放つという発言をデビモンがしているため、アニメではデジタルワールドの再統合にどの程度関係していたかは不明。
ケーブルで、サーバー大陸中に広がり様々な情報を集めていた。
歯車ほどではないが、デジモンを操るのにも使用可能。 ホストコンピュータとして、エテモンに後、幽閉されたナノモンが使われていた。
その中枢は逆ピラミッドの奥にあり、無数の黒いケーブルが絡み合った異形である。暗黒の力を収縮に向かわせるコンピュータウィルス入りのプラグボムを中枢に打ち込まれ暴走、多数のデジモンを飲み込んだ後に化し、最後は次元の歪みに飲み込まれてエテモンと共に暗黒の世界へと消えた。
小説版ではデジタルワールド全域に配置されたこの黒いケーブルにより、デジタルワールドが再統合された事になっているが、小説版ではアニメと違って中枢はプラグボムによる暴走もエテモンとの融合もして不具合が起きた描写は無い。
ケーブルの中枢が暴走した挙句、デジタルワールドから根こそぎ次元の亀裂に飲み込まれ消え去ってしまっているアニメ版ではデジタルワールドの再統合にどの程度関係していたかは不明。デジモンカード
ヴァンデモンが人間界に侵攻する際にゲートを開くために使った10枚のカード。
石版に10枚のうち9枚を選び配置しなければならない。ヴァンデモンは呪文により自動で配置したが、子供たちは後に手動で配置しなければならなかった。配置の秘密は成長期、成熟期、完全体というレベルと、ウィルス、ワクチン、データの種族が配置に対応している。ワクチンの成長期にはため八神太一に託された。キャンプ地に帰還した。ワンダースワンソフト「デジモンメドレー」では舞台アメリカへゲートが開かれる。されないが、現実世界からゲートを開く時は、ゴマモンではなくアグモンを配置する様になっている。

以上でデジモンアドベンチャーに関する核心部分の記述は終わりです。
シリーズ構成:西園悟
音楽:有澤孝紀
製作担当:岡田将介
キャラクターデザイン:中鶴勝祥
総作画監督:宮原直樹
美術デザイン:飯島由樹子
シリーズディレクター:角銅博之
音楽協力:イズムコミュニケーションズ
脚本:西園悟/まさきひろ/前川淳/吉村元希/浦沢義雄/大和屋暁/吉田玲子 演出:角銅博之/川田武範/芝田浩樹/今村隆寛/今沢哲男/早川啓二/志水淳児/吉沢孝男/細田守/中村哲治/小坂春女
作監:八島善孝/信実節子/出口とし/伊藤智子/海老沢幸男/直井正博/清山滋崇 制作協力:東映
制作:フジテレビ・読売広告社・東映アニメーション

デジモンアドベンチャー 主題歌

オープニングテーマ
『Butter-Fly』 歌:和田光司 作詞・作曲:千綿偉功 編曲:渡部チェル 他国のデジモンアドベンチャーでも放映されている現地語に訳されて使われている。
中国では、アレンジされている他ドイツ(現地名−Leb deinen Traum(邦題-夢を持ってろ))、スペイン(現地名-Mariposa(邦題-蝶))はオリジナルオケにボーカルが入っている。OP動画は、YouTubeで見られる。 歌:前田愛 作詞:三浦徳子 作曲:白川善久 編曲:堀井勝美 『keep on』(27〜54話) 歌:前田愛 作詞:NK 作曲:木根尚登 編曲:木根尚登、湯浅公一挿入歌
『brave heart』 歌:宮崎歩 作詞:大森祥子 作曲・編曲:太田美知彦 『Seven』 歌:和田光司 作詞・作曲:小山晃平 編曲:渡部チェル 『勇気を翼にして』 歌:藤田淑子 作詞:山田ひろし 作曲編曲:太田美知彦
デジモンアドベンチャー サブタイトル

放送日はフジテレビ及び同時ネット局などのもの。
話数 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術監督 初回放送日
1 漂流? 冒険の島! 西園悟 角銅博之 八島善孝 飯島由樹子 1999年3月7日2 爆裂進化! グレイモン 信実節子 1999年3月14日
3 蒼き狼! ガルルモン 吉田玲子 川田武範 出口としお 1999年3月21日4 灼熱! バードラモン 吉村元希 今村隆寛 海老沢幸男 清水哲弘 1999年3月28日
5 電光! カブテリモン まさきひろ 芝田浩樹 直井正博 飯島由樹子 1999年4月4日6 パルモン怒りの進化! 浦沢義雄 今沢哲男 八島善孝 清水哲弘 1999年4月11日7 咆哮! イッカクモン 大和屋暁 小坂春女 信実節子 飯島由樹子 1999年4月18日
8 闇の使者デビモン! 西園悟 角銅博之 出口としお 清水哲弘 1999年4月25日9 激突! 冷凍デジモン 前川淳 川田武範 清山滋崇 飯島由樹子 1999年5月2日
10 守護者ケンタルモン! 吉村元希 早川啓二 伊藤智子 清水哲弘 1999年5月9日
11 踊る亡霊! バケモン 浦沢義雄 芝田浩樹 八島善孝 飯島由樹子松本健治 1999年5月16日
12 冒険! パタモンと僕 まさきひろ 今村隆寛 直井正博 飯島由樹子 1999年5月23日13 エンジェモン覚醒! 西園悟 角銅博之 海老沢幸男 清水哲弘 1999年5月30日
14 出航・新大陸へ! 吉田玲子 今沢哲男 信実節子 飯島由樹子 1999年6月6日15 エテモン! 悪の花道 西園悟 早川啓二 伊藤智子 清水哲弘 1999年6月13日16 暗黒進化! スカルグレイモン まさきひろ 川田武範 出口としお 飯島由樹子 1999年6月20日17 幻船長コカトリモン! 浦沢義雄 芝田浩樹 八島善孝 清水哲弘 1999年6月27日
18 妖精! ピッコロモン 前川淳 今村隆寛 清山滋崇 飯島由樹子 1999年7月4日
19 迷宮のナノモン 西園悟 角銅博之 直井正博 清水哲弘 1999年7月11日20 完全体進化! メタルグレイモン 早川啓二 伊藤智子 飯島由樹子 1999年7月25日
21 コロモン東京大激突! 吉田玲子 細田守 信実節子 清水哲弘 1999年8月1日
22 ささやく小悪魔ピコデビモン まさきひろ 川田武範 海老沢幸男 飯島由樹子 1999年8月8日23 友よ! ワーガルルモン 吉村元希 志水淳児 出口としお 清水哲弘 1999年8月15日24 撃破! アトラーカブテリモン 浦沢義雄 今沢哲男 八島善孝 飯島由樹子 1999年8月22日
25 眠れる暴君! トノサマゲコモン 大和屋暁 芝田浩樹 清山滋崇 清水哲弘 1999年8月29日26 輝く翼! ガルダモン 前川淳 角銅博之 直井正博 飯島由樹子 1999年9月5日27 闇の城ヴァンデモン まさきひろ 早川啓二 伊藤智子 清水哲弘 1999年9月12日28 追撃! 日本へ 今村隆寛 信実節子 飯島由樹子 1999年9月19日29 マンモン光が丘大激突! 西園悟 川田武範 海老沢幸男 1999年9月26日
30 デジモン東京大横断 前川淳 志水淳児 出口としお 清水哲弘 1999年10月3日31 レアモン! 東京湾襲撃 まさきひろ 芝田浩樹 八島善孝 飯島由樹子 1999年10月10日32 熱いぜ東京タワー! デスメラモン 西園悟 今沢哲男 清山滋崇 清水哲弘 1999年10月17日33 パンプとゴツは渋谷系デジモン 浦沢義雄 角銅博之 直井正博 飯島由樹子 1999年10月24日34 運命の絆! テイルモン 吉村元希 川田武範 伊藤智子 清水哲弘 1999年10月31日35 お台場の妖精! リリモン開花 まさきひろ 今村隆寛 信実節子 飯島由樹子 1999年11月7日36 結界突破! ズドモンスパーク! 前川淳 中村哲治 八島善孝 1999年11月14日
37 完全体総進撃! きらめくエンジェウーモン 吉村元希 芝田浩樹 海老沢幸男 清水哲弘 1999年11月21日38 復活! 魔王ヴェノムヴァンデモン まさきひろ 角銅博之 出口としお 飯島由樹子 1999年11月28日39 二大究極進化! 闇をぶっとばせ!! 前川淳 志水淳児 伊藤智子 清水哲弘 1999年12月5日40 魔の山の四天王! ダークマスターズ 西園悟 今沢哲男 直井正博 飯島由樹子 1999年12月12日41 荒ぶる海の王! メタルシードラモン 浦沢義雄 川田武範 清山滋崇 清水哲弘 1999年12月19日42 沈黙の海底ホエーモン 大和屋暁 今村隆寛 八島善孝 飯島由樹子 1999年12月26日43 危険な遊戯! ピノッキモン 吉村元希 芝田浩樹 信実節子 清水哲弘 2000年1月9日44 迷いの森のジュレイモン 前川淳 角銅博之 海老沢幸男 飯島由樹子 2000年1月16日45 究極体激突!
ウォーグレイモンVSメタルガルルモン まさきひろ 今沢哲男 伊藤智子 清水哲弘 2000年1月23日46 メタルエテモンの逆襲 川田武範 出口としお 飯島由樹子 2000年1月30日47 風よ! 光よ! サーベルレオモン 前川淳 吉沢孝男 直井正博 清水哲弘 2000年2月6日48 爆撃指令! ムゲンドラモン 西園悟 芝田浩樹 八島善孝 飯島由樹子 2000年2月13日
49 さらばヌメモン 浦沢義雄 今村隆寛 清山滋崇 清水哲弘 2000年2月20日50 女の闘い! レディデビモン 前川淳 角銅博之 信実節子 飯島由樹子 2000年2月27日51 地獄の道化師ピエモン 吉村元希 吉沢孝男 伊藤智子 清水哲弘 2000年3月5日52 聖剣士! ホーリーエンジェモン まさきひろ 川田武範 出口としお 飯島由樹子 2000年3月12日53 最後の暗黒デジモン 吉村元希 芝田浩樹 海老沢幸男 清水哲弘 2000年3月19日54 新たな世界 まさきひろ 今村隆寛 八島善孝 飯島由樹子 2000年3月26日
デジモンアドベンチャー 劇場版

デジモンアドベンチャー 劇場版『デジモンアドベンチャー』
1999年3月に東映アニメフェアの1作として公開された。
関東圏では公開日の翌日がTV版「デジモンアドベンチャー」第1話の放送日だった。作品だが、その後の「ぼくらのウォーゲーム!」で見られる細田守監督の前衛的な演出も端々に見られる作品で、至る所に伏線が張られている。
音楽はモーリス・ラヴェル作曲の「ボレロ」のみが使われたが、有澤孝紀が編曲しているため、名義上は有澤が音楽担当者となっている。

ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒のプロデューサーは本作を絶賛しており、見た直後樋口真嗣に「このような作品を作らないとだめだ」と言ったという。
春休みに起きた事件。
選ばれし子供達が日、そして「なぜ彼らが選ばれたか」かの原因に事件を描く。プロローグ的な話である。この事件がきっかけで太一たちは選ばれし子供になった。ストーリーと密接につながっており、TV版にはこれを見ないと意味が分からないストーリーもいくつかある。
この20分の中に太一と選ばれし子供たち6人も登場している。パソコンからデジタマで現れたデジモン。
その後、短期間で急速に進化していく。言葉を喋り自己紹介をしたのがので、進化しても太一達にコロモンと呼ばれ続けた。個体と同サイズだが、アグモンとグレイモンはテレビの個体より大きい。アグモンに進化してからは、物に反応するだけの本能の塊の様になったが、グレイモンに進化した時、太一とヒカリを(半ば偶然とはいえ)庇ったり、ボタモンの時に心を通わせた笛の音に反応したことから、喋れなくなっても心のどこかでちゃんと二人を覚えてだ。上空に出現した巨大デジタマから現れた謎のデジモン。
グレイモンとの激しい戦いの末、姿を消した。劇中では出てこない。現実世界に迷い込んだのは様な物と監督により解説されているが、回収のためにパロットモンを差し向けた事になっている。

スタッフ

監督:細田守
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:中鶴勝祥
作画監督:山下高明
美術監督:徳重賢
音楽:有澤孝紀

デジモンアドベンチャー 『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』
2000年春の東映アニメフェアで上映された。
劇場版1作目・21話を手掛け、前々から間で評価が高かった監督・細田守の名を一気にアニメ業界に知らし作品。
40分というクオリティの高い映像や構成、パソコンやネットワークとデジモンを巧みに組み合わせた演出は洗練されており、公開時は同時上映の「劇場版ONE PIECE」目当てで来たデジモンに観客を圧倒し、これをきっかけにTV本編はラスト数話だったが新たなデジモンファンを多く獲得した。
クリエイターにも高く支持され、特に村上はこれを理由に製作を細田に頼んだ程、心酔していた。
東映アニメフェア作品としては極めて異例のマニア向けの劇場版解説ブック(販売期間が非常に短期だった・出版数が少ないこともあり現在は入手は極めて困難である。しかし、今でも復刊のリクエストが多い)が出る・2007年には絵コンテ集の発売が決定する等、アニメ業界全体に与えた衝撃は大きい。
『作品No.2「春」イ長調 〜ぼくらのウォーゲーム!〜』がタイトルで、名義がAIM で発売されたCDは新品、若しくはそれに近い状態での入手は困難になっている。
新品に近い状態で入手が簡単にできるのは、『作品No.2「春」イ長調 〜ぼくらのウォーゲーム!〜』の劇場版サイズ(フルではなく、劇場用に短く編集されている方)が収録された『デジモンアドベンチャー02 歌と音楽集 Ver.1』だけである。
ストーリー
デジタルワールドから子供達が帰ってきて春休みに起きた事件。
ネットに出現したデジタマから生まれた新種デジモンは、ネットに繋がるコンピュータのデータを食い荒らし、暴走させながら急速に進化。世界を混乱に陥らせる謎の新種デジモンを止めるため、子供達は戦いへと乗り出す。 オメガモン・井ノ上京(デジモンアドベンチャー02での選ばれし子供たちの1人)初登場作。
ストーリーと密接に関わることになる。アニメ版にはこれを見ないと意味が分からない話もいくつかある。主要登場人物

新種デジモン(クラモン→ツメモン→ケラモン→(二段階進化)インフェルモン→ディアボロモン) 突如ネットに現れた無邪気ながら凶悪なデジモン。
食欲を持ち、ネット上のバグが寄り集まって出来たデジタマから僅かな期間で成熟期以外の全ての進化をした。発射した核ミサイルと同名の核ミサイル『ピースキーパー』は実在するが、本作の物とは概要は異なっている。 デジタマから幼年期1でクラモン、幼年期2で成長期でケラモン、完全体でインフェルモンとなる。
映画中では出てこないが、ケラモンが通常進化すると成熟期クリサリモンになる。映画中では名称は一切使われなかった。 インフェルモンの6本足は動画サイドから作画が大変なので4本足にしようと言われていたが、細田はそれをよしとしなかったというエピソードが新種デジモンのデザインはWizと東映のデザイナーと細田が話し合って作ったと考えられる。
オメガモン
ウォーグレイモンとメタルガルルモンが合体した究極体デジモン。
細田以外のキャラクターデザイン担当は皆、太めの体型をした強そうなデジモンやゴーグル目などのカッコイイ要素を推していたが、細田は折れそうな腰と忠犬のような目という要素が動くと栄えるとして、自らの案を押し通したとされている。

主題歌

オープニング
『Butter-Fly』 歌:和田光司 作詞・作曲:千綿偉功 編曲:渡部チェル エンディング
『作品No.2「春」イ長調 〜ぼくらのウォーゲーム!〜』 歌:AiM 作詞:Namika 作曲・編曲:宮崎 道 挿入歌
『brave heart』 歌:宮崎歩 作詞:大森祥子 作・編曲:太田美知彦 『レクイエム』 歌:東京少年少女合唱隊 作曲:有澤孝紀
スタッフ

監督:細田守
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:中鶴勝祥
作画監督:山下高明、中山久司 美術監督:田村せいき 音楽:有澤孝紀

デジモンアドベンチャー 小説

まさきひろと角銅博之によってスーパーダッシュ文庫から全3巻でノベライズされている。
ストーリー全体のおおまかな流れはテレビ版を圧縮したような内容になっているが、ほとんど全ての部分がアニメ版とは異なる小説版の展開としてアレンジされた、アナザーストーリーとも言える物になっており、設定などもアニメ版とは若干の違いがある。ノベライズというよりは、小説で描かれる『アニメとは別物の、パラレルワールド的なもう一つのデジモンアドベンチャー』といったほうが的確である。

後書きに「02の小説も書くかもしれない」と記されているが、実現には至っていない。
冒険がはじまる ISBN 408630029X 2. 8人目の選ばれし子ども ISBN 4086300354 3. 冒険は ISBN 4086300397
デジモンアドベンチャー CD

デジモンアドベンチャー シングル

『Butter-Fly』 歌:和田光司 1999.4.23発売 『I wish』 歌:前田 愛 1999.4.23発売 『brave heart』 歌:宮崎歩 1999.6.25発売 『Keep on』 歌:前田 愛 1999.10.8発売 『作品No.2「春」イ長調〜ぼくらのウォーゲーム!〜』 歌:AiM 2000.4.26発売
デジモンアドベンチャー マキシシングル

『Butter-Fly』 歌:和田光司 2004.8.1発売 『I wish』 歌:前田 愛 2004.8.1発売 『brave heart』 歌:宮崎歩 2004.8.1発売 『Keep on』 歌:前田 愛 2004.8.1発売
デジモンアドベンチャー アルバム

『デジモンアドベンチャー 歌と音楽集Ver.1』 音楽:有澤孝紀 1999.7.23発売 『デジモンアドベンチャー シングルヒットパレード』 1999.9.22発売 『デジモンアドベンチャー キュートビートクラブ』 音楽:有澤孝紀 1999.12.10発売 『デジモンアドベンチャー 歌と音楽集Ver.2』 音楽:有澤孝紀 2000.2.4発売 『デジモンアドベンチャー・ベストヒットパレード』 2000.3.24発売 『デジモンアドベンチャー好敵手キャラソングファイル』 2000.5.24発売 『デジモンテーマソングオリジナルカラオケベスト15』 2001.5.2発売
デジモンアドベンチャー 他シリーズ合同企画アルバム

『デジモン挿入歌ベストエボリューション』 2001.12.29発売 『デジモンガールズフェスティバル』 2002.2.6発売 『デジモンミュージック 太田美知彦セルフカバー集〜未来へのメッセージ〜』 2002.6.26発売 『デジモンオープニングベストスピリット(完全生産限定盤)』 歌:和田光司 2002.08.07発売 『デジモン挿入歌ワンダーベストエボリューション(完全生産限盤)』 2002.12.4発売 『デジモンミュージック100タイトル記念作品 We Love DiGiMONMUSiC(完全生産限定盤)』 2002.12.25発売 『We Love DiGiMONMUSIC SPECIAL勇気を受け継ぐ子供達へ−お台場メモリアル 8/1計画−』 2003.7.24発売 『デジモン挿入歌ミラクルベストエボリューション(初回生産完全限定盤)』 2003.12.26発売 『デジモン超進化ベスト!』 2006.3.8発売(同年12.21再リリース) 『デジモン10th ANNIVERSARY-夢への架け橋-』 2007.8.1発売 『デジモン超進化ベスト2!』 2007.8.22発売
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